巡り巡る鼓動の波が
煩いくらいにざわめくの
耳を塞いで逃げ惑う術しか持たないと
言い訳じみた甘えで侵す フィルムだけの世界
何一つ駆け出せないと諦めていただけで
世界はひどく狭くて小さいと見下してばかりいた
素肌が眩しい君の制服姿に
ちょっとだけしょっぱい海の風に
手離すことを選んだ僕ら
Forget me not